「シミが気になってきたから、紫外線対策をしなくちゃ」
「たるみを解消するマッサージをしよう」など、
肌悩みに対してそれぞれ対策をされている方も多いと思います。
その肌悩みの原因は外部的なものではなく、
実は身体の内側にあるのかもしれません。
それは、「ホルモンバランスの乱れ」
「ホルモンバランスの乱れ」がもたらすのは身体の不調ばかりではありません。
シミを増やす原因になったり、新陳代謝(ターンオーバー)のリズムを崩したりするなど、
肌にとっても様々な影響を与えているのです。
日々移り変わる女性ホルモンのバランス。
毎月の月経サイクルにおいても、一生を通しても、
その分泌量やリズムは大きく変わっていきます。
ストレスが多い現代、ホルモンバランスの不調を訴える女性は多いですが、
その根本の原因は、
「自律神経の乱れ」、「セロトニンの不足」、「卵巣疲れ」の3タイプに分けられます。
そこで、下記のチェックであなたの不調タイプを診断。
タイプごとのケアの方法もご紹介します。
女性ホルモンの基礎知識
100種類以上あるホルモンの中で、
女性ホルモンは「エストロゲン」「プロゲステロン」の2種類
1. エストロゲン(卵胞ホルモン)
妊娠に向けた身体をつくるホルモンで、月経後から排卵前にかけて分泌量が増えます。
エストロゲンは皮膚や骨、血管などを守り、コラーゲンを増やす働きがあり、
ハリと若々しさをもたらしてくれます。
2. プロゲステロン(黄体ホルモン)
排卵から次の月経が始まるまでに分泌量が増えます。
妊娠した場合には妊娠を継続するよう働きます。
その他、自律神経を整えたり、脳細胞の機能を維持したり女性の体を支える大切な働きをしています。
皮脂分泌を増やす働きがあり、ニキビやシミができやすくなることも。
「生理前は肌の調子が悪い」と感じる人が多いのは、
プロゲステロンの影響があるためなのです。
閉経年齢以降は、
コラーゲンを増やす働きのあるエストロゲンが急激に減少し、
肌のハリや潤いを保つのが難しくなり、シワやたるみなどの肌老化を感じます。
女性ホルモンは多い方が良いと思いがちですが、
過剰な分泌は子宮がんなど婦人科系の病気を引き起こす事もあり、
2つのバランスが大事なのです。
ホルモンバランス
ホルモンバランスは、脳の視床下部と卵巣の連係プレーによって成り立っています。
女性ホルモンの分泌量は1ヶ月の中で変動し、排卵や月経を起こします。
これが、1ヶ月の波。
初潮を迎えてから思春期、性成熟期、更年期、老年期と移り変わり、
心と身体に変化をもたらすのが一生の波。
「更年期の不調=更年期障害」は多くの女性を悩ます大波ですが、
約2割の人が生活に支障が出るほどだと言います。
更年期障害
その原因は、視床下部と卵巣の連係プレーが上手くいかなくなることによる、自律神経の乱れです。
なぜなら女性ホルモンと自律神経のコントロールタワーは、
どちらも視床下部で影響を与え合っているからです。
女性ホルモンバランスチェック
生理前の症状で、女性ホルモンが乱れる原因タイプを知ろう!
※注 毎月の症状が異なる場合、直近の生理前の状態に近いものをチェックしましょう。
自律神経の乱れタイプ
□ 身体がスムーズに動かない
□ 肩こりがひどくなる
□ めまいがする
□ 手足の冷えを強く感じる
□ 下痢になる
□ 不安が高まる
□ 整理整頓がしたくなる
□ アレルギー症状(目や鼻など)が出る
合計 個
セロトニンの不足タイプ
□ 食欲が増す
□便秘になる
□ 眠くなる
□頭痛がする
□ のどが渇く
□ 怒りやすいもしくは攻撃的になる
□ 涙もろくなる
□ 一人でいたいと思う
合計 個
卵巣疲れタイプ
□下腹が痛くなる、もしくは張る
□ 乳房が痛くなる、もしくは張る
□ にきびが出来やすい
□身体や顔がむくむ
□ おりものが増えて気になる
□ イライラする
□ 腰が痛くなる
□化粧のりが悪くなる
合計 個
3つのチェックリストの中で、最もチェック項目が多かったものが、あなたの体質です。
あなたの女性ホルモンバランスタイプがわかりましたか?
タイプの詳細説明やタイプに合わせたケアの方法はサロンでお伝えします!
不調だった原因がわかると、「あ~!なるほど!それで調子悪かったんだ」と
納得されると思います。
サロンにご来店の際に『女性ホルモンバランスチェックやりました!』とお伝えください!
結果を一緒に見てみましょう!
すぐのご来店が難しい場合には、LINE・メールでお知らせください。
お待ちしておりますね(^_^)